インナーチャイルドという名のトリックスター
2017.03.17
私達の中には、多かれ少なかれ「癒やされずに子どものままでいる自分」がいます。その子どもは、時に違和感や心身の症状、関係性の不和という形になって現れ、私達の足を止め、注意を引こうとします。その存在は「インナーチャイルド」と呼ばれ、様々なセラピーやヒーリングでワークする対象にもなります。 インナーチャイルドの悲しみや傷つきの深さ、また訴えの大きさゆえ、大人の自分が戸惑い、途方に暮れることもしばしばです。しかし逆説的ですが、その子どもこそが解決や変容のキーパーソンでもあるとして、その存在に耳を傾け、尊重することを多くのセラピーが重視しています。私達を困惑させながらも次のステージへと導いていく。インナ ...もっと読む